「そろそろ保育園に預けて働きだそうかな?」
そんなことを考えていると現れる「かわいそうオバケ」…(笑)
義母は嫁が働きだすのを何としても阻止したいと、あれこれ言ってくるんですよね。
しまいには「保育園はかわいそうだから、私が見てあげる」
……なんて言いかねませんよ!
保育士としては、なんとも許せない発言ですけどね……。
「かわいそうな保育なんかしてませんから!」
嫁姑問題に口を出したくなります……。
今回はそんな「保育園問題」の義母の気持ちと、対処法の実例をご紹介します。
何とか論破できるよう、応援しています!
もくじ
保育園に義母反対!3歳まで家でみてあげたら?
保育園入園に反対する義母はなかなか多い……!
その理由のひとつとして、三歳児神話が根強く残っていることが挙げられます。
子どもが3歳になるまでは、母親が育てないと成長に悪影響が…!?
保育士に保育してもらった子どもは、みんな悪影響を受けているということでしょうか?
私は子どもの成長に悪影響を及ぼすのは「ママが笑顔でいられないこと」だと考えています。
・ずっと家で子どもと2人きりでノイローゼ状態
・やりたい仕事を諦めて、モヤモヤしている
・義母との距離感がストレス
・お金のことで夫婦喧嘩が絶えない
ママが笑顔でいられない理由はいくらでもあります。
保育園に預けながらでも、イキイキと仕事をしているママの方が素敵ではないでしょうか?
家事も育児も家族で助け合いながら、金銭的に余裕ができるほうが理想的ではないでしょうか?
子どもに与える愛情は時間ではありません。
保育園でたくさんの先生に愛されることは、自己肯定感の向上にも繋がると思います。
三歳児神話だけを信じて反対するのは、やめてもらいたい……。
保育園かわいそう…義母のかわいそうオバケの真相
義母が保育園に反対する理由や気持ちも考えてみました。
お互いの気持ちを分かり合うのも大切ですからね。
・自分が早くから働きにでて、子どもにかわいそうな思いをさせた過去がある
・3歳まで実際に家で子どもと過ごした時期が楽しかったから
・孫が可愛すぎてなかなか会えなくなるのが寂しい
・自分の息子の給料では不満だと言われているようで不愉快
・嫁が働きにでることで、自分の息子に負担がかかるのが可哀想
・保育園がどんなところか分からない
・虐待やSIDS(乳児突然死症候群)が心配だから
・女は外で働くのではなく、家事と育児が仕事だと思っている
どうでしょうか……。
義母の意見と同じものはありましたか?
大切に育ててきた息子のことを可愛く思う気持ちも分かります。
孫可愛さに言っているのも分かります。
しかし、働きにでるママはなんとか義母を説得しなければなりません……!
次は、具体的な実例を解説していくので参考にしてみてくださいね。
保育園に反対する義母対応の実例
保育園に反対する義母を説得して、なんとか働きに出たいママの具体的な対応です。
ワーキングマザーは珍しくない
子どもを育てながら働く母親は今や、全体の7割を超えています。
残念ながら、3歳未満の子どもを育てながら働くママの正確な人数は把握できません。
しかし、保育園の待機児童の多さがその多さを表しているように感じます。
「今は時代が違う」と言ってみましょう。
保育園はこんなことをしてくれる
今は保育園、幼稚園に合わせて認定こども園も増えてきました。
保育園の活動内容も、「託児」のような保育から「教育」のような保育に変化しつあります。
講師の先生を迎え、プールにダンス、英会話や体育の時間を設けている保育園も増えています。
モンテッソーリ教育を取り入れている保育園や、ヨコミネ式の保育園など、保育園によって特色もさまざま。
入園を希望する保育園の特徴を調べ、義母への説得の材料にしてみてはいかがでしょうか?
この子にもお友達との関わりを持たせてあげたい
お家にいれば、ママと1対1の時間が多くなりますよね。
年の近いお友達との関わりや、月齢が上のお友達からの刺激は子どもの心を育てます。
更には、パパやママ、祖父母といった家族以外の大人の存在。
我が子の成長を心から喜んで、愛を与えてくれる存在は多い方がいいと思いませんか?
ママと子どもだけの生活では見られない姿が待っています。
もっとパパの負担を減らしてあげたい
愛する息子の家事や育児の負担が心配な義母……。
「夫の負担を減らしてあげたい」
「何かあったときに、支えになれるように」
「子どもには、やりたいことを我慢させたくない」
家族のことを思っての決断であることをアピールしてみましょう。
待機児童がすごいからとりあえず申し込んだ
実力行使とはこのこと……。
実際に入園の面談で、この作戦を使って入園できたと話す親子がいました。
「とにかく待機児童がすごいから今のうちに申し込んでみた」
「2年くらい落ちるらしいし、3歳になったら働きたいから今年申し込んだ」
そして合格通知がくる……。
「1回でも断ったら次もう入れないんだって!」
……嘘ではないですからね。
1度断ったら、点数を減らされる自治体もあります。
「もう入園するしかない状態」までもっていってしまう作戦です。
まとめ
義母には義母の考えがあっての、発言だと思います。
しかし、実際に生活し子どもを育てていくのは義母ではありません。
今大人になって活躍している人たちが保育園で育ったか、4歳から幼稚園に通ったか見分けがつきますか?
愛情は時間ではありません。
ママが笑顔でいられるかどうかが、最も子どもの成長に影響しますからね。
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